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僕の小規模な奇跡 レビュー 

2009年11月02日 ()
syoukibo1.jpg

あなたのこと全く好きではないけど、付き合ってもいいわ。
その代わりに、わたしをちゃんと守ってね。
理想として、あなたが死んでもいいから


もしも人生が単なる、運命の気まぐれというドミノ倒しの一枚だとしても。僕は、彼女の為に生きる。
僕が彼女の為に生きたという結果が、いつの日か、遠い遠い全く別の物語に生まれ変わりますように。

これは、そんな青春物語だ。


カボチャとトマトとアセロラでこうされているお話です。嘘だけど。

えっとですね、ざっくりと紹介しますと1章だけ20年前の話になっております。


余命あと1ヶ月。好きな人は結婚し大学を中退。それでも僕は告白をしにいく。


2章から本編スタートみたいな感じで、物語の主役は兄と妹の交差するお話です。

兄は友達という友達がいなく。というか友達が居ないボッチですが、彼女さえ居ればハッピーなんだそうです。
大学の入学式で一目惚れした彼女にいきなり告白。もちろん即行フラれますが、それでも諦めない兄。

そして高校を中退し靴屋でバイトし、
よくワゴンに売ってある靴を買っていくハンサム共和国のハンサム丸と関わりを持つようになる妹。


兄の方では彼女がストーカーの被害があっているらしく
好きでもないけど付き合ってあげるわと言われ付き合うことになり、それも普通のカップルが付き合うとは違い
デート× 隣に座る× 一緒にご飯を食べる× 一緒に歩く× etc... っといった条件での交際。
それでも馬鹿正直によろこぶ兄。


一方妹は、ハンサム丸と関わっていき、彼が絵を描いていることを知る。
妹は昔、絵を描いていたけど、書かなくなりました。ハンサム丸が「僕の描く絵を手伝ってくれないか?」


兄妹のお話が交差し一つの物語として構成されています。
固有名詞が一切ないので二人の視点がよく切り替わりますので、すこし頭が混乱するかもしれません。
でも、会話や心境などの文章は面白いです。妹っていうけど変なキャラだと個人的には思いました。

文章は結構フランクなかんじで、堅苦しさとか全然なく読みやすいかと思います。


■感想
今日帰りの電車の中で読み終えたのですが、20年前の出来事が繰り返されているというか
似たような出来事は起こっているけど、重たい話ではなくて。
兄は、みーまーのみーくん見たいに恐怖がないのか、ただ単に間が抜けているというか・・・。
僕はこういう、現実的で非現実的なお話は大好きです。
非現実っていうのは、魔法とか異能とかそういうお話ではないです。
現実的にはアリだけど起こらないだろうっていう感覚ですかね。

彼女がものすっごいツンツンしてますが、ものすごく兄と性格があってると思います。
彼女自身も同属嫌悪といっているぐらいです。
妹はみーまーでいう坂下恋日みたいな性格ですねw 6巻の恋日みたいな感じ。

さっさと感想言えって話ですよね。すみません。
最後は本当に泣きました。自分が涙腺弱いだけかもしれないけどね^^;
20年前に泣かなかった彼女が、兄妹の物語で言う現在で、妹にあった瞬間泣き崩れた理由が分かった瞬間
一気に涙があふれました。あぁー、そういうことか・・・。って感じに。

個人的には20年前のちょっとしたお話の部分が好きです。

あー、とうとう読み終えちゃった・・・。もう読む本が残ってないですorz
電波女と青春男かー。僕の小規模な奇跡読み終えた自分にとってはそこまで興味が沸かない。
たぶん同じジャンルの物語だと思うから。

次に、塩の街か図書館戦争でも買って読もうかなって思っています。
なんだかハードカバーにあこがれているのかなー俺。とりあえずお金が無い!
バイト代もらったらダウン買うんだ!糞オカンのせいで俺のダウン、ペッタンコになったからね。
クリーニング出しておいてって言ったのに、自分で洗濯しやがったしな。
言い訳「選択してもOKって書いてあった。」書いてあるわけねーだろカス。モウヤダ。
最近冬の寒さ並に冷え込んできているので、そろそろ厚着の服でも買わないといけないなぁ。
21:16 本・漫画・小説・ライトノベル | (0) | (0) | 


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